中国がやってくれました・・・ orz
古くなった自国の人工衛星を弾道ミサイルで破壊することに成功したが、その際の破片が極軌道(南北極を回る軌道)上にびっしりと浮遊している。多くの人工衛星は赤道に沿って飛んでいるのでどこかでこの破片帯と交差するわけだ。赤道から50度の傾きを持つ軌道を回る国際宇宙ステイションもとても危ない。何せ静止軌道上でも秒速3キロもの速度で運動している。よって数ミリのデブリでも弾丸のよう(実際の弾丸よりは何十分の一)な衝撃がある。下の画像はスペースシャトルの窓に残った衝突痕。このデブリは数ミリと言われている。なのに今回発生した破片は10センチ以上のものだけで517個。
北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)で監視している10センチ以上のデブリだけでも7千個を超える。それ以下となると百万個に及ぶ。
未だに不思議なのは中国の衛星破壊実験によってこのような事態が起こることを声高に指摘した記事を見たことがなかったこと。中国自身も気付かなかったのか?
日本の宇宙ステイション「きぼう」もスペースデブリ対策でたいへんな苦労をした。国際宇宙ステイション計画は、途中からロシアが参加を表明したことから「きぼう」は軌道上の進行方向の先頭位置に変更された。この場所はデブリに曝されるので外壁を厚くするという基本設計の変更を余儀なくされたのだ。
低軌道の速度はさらに大きいので破壊力も増す。低軌道にはスパイ衛星が多いので「何やってんだ中国人!」と怒っている国は沢山あるだろうなあ。



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